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6月17日(火)
園行事
今日は歯科指導がありました。
松本市歯科医師会の歯科衛生士さんが来てくださって、歯の健康について、また、歯の正しい磨き方についてお話ししてくださいました。
今日の歯科指導を振り返ります。まず、スライドを見ながら虫歯のこと、歯の磨き方について勉強しました。
口の中には虫歯菌がいますが、目には見えません。歯の周りについている白いネバネバは食べかすではなく、『プラーク』。この中に虫歯を作るもとの『ミュータンス菌』がたくさんいます。
ミュータンス菌はクッキーやチョコレートなど、甘いもの(糖)が大好き!歯に残っている食べかすをどんどん食べます。
そして、『酸』を出します。この酸が歯を溶かし、虫歯になるのです。
ミュータンス菌を顕微鏡で見るとこんなふうになっているそうです。見ているだけで歯が痛くなってきます…
子どもたちはとても真剣な表情で身動き一つせず見ていました。
歯を磨くときに特に気をつけたいのが奥歯のかみ合わせの部分。デコボコしていて汚れがたまりやすいです。
歯は一生使う大切なもの。ていねいに歯磨きをして、健康な歯を保ちたいですね。
スライドを見ながら勉強した後、指を使って磨き方の練習をしました。
歯ブラシの持ち方には2種類あります。歯ブラシの毛が自分の方を向いている『こんにちは』の持ち方。
もう1つは歯ブラシを反対向きにした『さようなら』の持ち方。前歯、奥歯、歯の裏側など、磨く場所によって持ち方を変えます。
歯科衛生士さんは模型の歯ブラシと歯を使って磨き方を教えてくださいました。
子どもたちは人差し指を歯ブラシに見立てて練習しました。
最後に、『むしばにならないおやくそく』です。
①甘いものを食べ過ぎない(おやつの時間と量は決めましょう。ごはんもしっかり食べられるようにね)②食べたら歯を磨く(特に寝る前はお家の方に仕上げ磨きをお願いしましょうね)③よく噛んで食べよう(よく噛んで食べることは丈夫な体を作る基本です。姿勢もよくなりますよ!)
今日はたくさんの大切なことを教えていただきました。毎日の歯磨き、がんばろうね!